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アイドリッシュセブンがすき。

IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7"を終えて~とある声優オタクの備忘録~

※この記事には、IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7"のセットリスト、及びアイドリッシュセブンのストーリー最新話までのネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IDOLiSH7初の単独ライブが幕を閉じて2日目。

現在、ベビコミュで赤ちゃんの和泉一織に「ぱーふぇくと赤ちゃん!」と声を掛け、ろっぷちゃんを与えてあやしながらこの文章を書いている。今年の誕生日企画を一言でいうなら“ヤバい”……。勿論良い意味で。

毎年先陣を切って戦場に送り込まれる一織担に、私は敬礼して見送るしか出来ない。

 

さて、2年半ぶりにブログを書くに至ったのはもちろんアイナナ単独ライブ"Op.7"についての感想を残す為である。最近は忙しさと集中力の減退からほとんど出来ていなかったが、何か感動に触れた時にその時感じたこと、生まれた感情を書き記しておくことは大切なことだと思う。書き記すことによって、記憶がより強固なものになり、また後日読み返すことでその時の記憶が呼び起こされやすくなる。学生時代の勉強と同じだ。

……といっても昔必死に勉強したはずの微分積分はもう覚えていないのだけれども。

 

今回のライブで個人的に素晴らしいと感じたのは、配信を同時に行ったことと、ライブ当日からアーカイブを見返せること。すでに3週目となるアーカイブを見ながら、感想を書くことが出来る。また、参加できなかった人たちも感想を読んでからアーカイブを購入することが出来る。ありがとうアイナナ、ありがとうアーカイブ。配信万歳。

 

前置きが長くなったが、ライブの感想を書き綴っていこうと思う。1日目と2日目がごちゃ混ぜになっているので読みづらいかもしれないが、そこはご了承頂ければと思う。

また、当方ナギ担であり江口拓也さん推しなのでどうしてもナギくん中心のレポになるがそちらもご容赦願いたい。

 

まずは2021年9月、単独ライブの開催が決定した。

それを見た瞬間脳裏に浮かんだのは「行かなきゃ」という使命感だった。2年半ぶりの、IDOLiSH7の7人が出演するライブ。しかもさいたまスーパーアリーナ。これは行きたい、絶対に行きたい。ずっとずっと待っていたのだから。

 

和泉三月役の代永翼さんの名前があったことが、私により強くそう思わせた。代永さんが出演することに、とてつもない喜びと安堵を覚えた。

歌の活動を縮小している代永さんが、またステージに立つ日がついに来たと。

 

チケットは、Blu-ray&DVD先行で手に入れた。ほぼ全当状態のTLに少し不安を覚えたが、少し落ち着いてきたとはいえコロナが終息した訳ではない今、配信やライビュが約束されている中で現地に赴く必要は無いのかもしれない。それでも、私は現地に行きたかった。その場所でしか得られないものがあると、身に染みて知っていたから。

それからは、この日のために参戦服を選んだりマスクを選んだり、うちわを作ったりと準備をしてきた。

しかし、恐れていた第6波の襲来。来なければいいという願いと裏腹に、感染者数は急増してしまう。

 

私もぎりぎりまで参加を悩んだ。そもそも開催できるのだろうか?また無観客になってしまうのだろうか?もしキャストのうち一人でも出演できなかったら?そんな不安に駆られつつ、ガイドラインを読みながら自分にできる最大限の対策をして臨んだ。

 

ライブ当日、発熱無し、のどの痛みなどの諸症状なし。よし、これなら行ける。

 

入場時間丁度に辿り着けるように会場に向かい、Twitterのフォロワーにも会うことなく入場、入場後も、近くに座るマネージャー(※ファン)のみなさんに話しかけたい気持ちを抑え、Twitterをしたり推しのうちわを見つめ続けて気持ちを上げるなどしていた。

 

そして、舞台の幕が上がる。開幕1曲目は、『DiSCOVER THE FUTURE』

私の予想……予想というほど大したものではないが、私の望んでいた通りのスタートだった。アニメ2期OPの白を基調とした衣装を身に纏った7人が、ステージに現れる。

 

しかし、ここで私に1つの問題が発生する。

1日目の私の座席はアリーナDブロック後方。平均身長より6~7cmほど低い私は、残念ながら埋もれてしまったのである。前方のメインステージはかなり見づらく、細かい衣装までは拝むことが出来ない。何とかサイドのモニターに視線を移す。移した瞬間に、六弥ナギ役の江口拓也さんが画面に大きく映された。

 

「あっ、好き。(心の声)」

 

DiSCOVER THE FUTUREの衣装に身を包んだ推しがいる。OPのダンスを踊っている。これだ、これが2年半ずっと待っていた光景だ。思わず涙腺が緩む。

 

2曲目は初日が『Perfection Gimmick』和泉一織センター曲だ。センターでクールに歌い踊る増田さんを見た私の脳裏に浮かんだのは

「これが……和泉一織に体格指数を合わせた本気の増田俊樹か……」

 

いやもう本当に、毎回思うけど増田さんの和泉一織の完成度高すぎる。

 

2日目は『RESTART POiNTER』

ここでその曲替えは“理解されてる”なのよ。ありがたい。感謝しかない。ソーシャルディスタンスハイタッチも可愛かった。

 

2曲目が終わったところで最初のMC。初日は海外でもライブビューイングや配信が行われているという中で

 

③「そういう時の、ねえ?(訳:ナギの出番だぞ?)」

⑥「ワタシエイゴワカリマセン」

 

水分補給タイムで2年半ぶりにいじられる白井さんのコーラ。懐かしさを感じている中で、それを遮って話を振りたい代永さん。

 

③「みて!みて!ここにね!新しい色が増えたの!」

②「なんだそれは?」

⑥「ジャパニーズ『オチャワリ』です!」

 

そう答える江口さんに、笑いをこらえる私と、おそらく江口さんのファンであろう斜め前のマネージャー。

 

これは、昨年行われたKiramuneのライブで、ステージドリンクのお茶を

「角瓶(ウイスキー)を水で割ったものです」

とネタで返した江口さんが思い起こされたのが理由である。

 

それにしたって、お茶のお茶割りは笑いを耐えるのに苦労した。それに対するKENNさんの「2茶ってことか???」という斜め上からの疑問も、その後焦って「あっもう掘り下げないで!!」話を戻すのも滅茶苦茶かわいかったです。

 

小さな声で水を「めぞ」と呼ぶMEZZO”や、衣装披露をしたい陸と長引きすぎて冷静に次に進行する一織など、かわいいポイント盛りだくさんの初日。二日目は二日目で、挨拶を噛んでやり直すナギや、舞台裏の事を話したい環とバラされたくない一織。衣装披露で飛び跳ねる三月と御曹司ジョーク、突然横になるナギなどこれまた可愛い&ツッコミどころ満載なMCで笑いをこらえるのに必死であった。

 

3曲目は『Boys & Girls』

クラップが楽しい新曲。歌うメンバーに合わせて背景色が移り変わる演出が目にも楽しい。

「やれそうな気がする」のそーちゃんがめちゃくちゃ可愛いのでぜひ。

 

4曲目の『Dancing∞Beat!』では、まさかのトロッコ。今回のライブはきっとトロッコ移動はないんだろうと思っていたので、アクリル板越しとはいえトロッコが近くまで来てくれたことに驚きと喜びがこみ上げた。

 

そして、2日目に奇跡が起こる。

アリーナに埋もれた1日目だったが、2日目はアリーナ2列目。メインステージはより遠くなったが、2段分上がったことでステージはむしろ見やすくなった。

 

そんな中、今回のために用意した「Are you happy?」⇔「Yes!」うちわ。

とは言え、これまでトロッコ運があまりなかった私。推しのトロッコが逆サイドだったり、近くを通る瞬間向こうを向いていたり。今回近くを通ることは分かっていても、きっと反応はもらえないだろうと。思っていた。それでいいと思っていた。

 

けれど、トロッコが通過したとき、ナギくんが、江口さんがこちらを向いた。その視線は、私が抱えたうちわに向いているように見えた。それを確認した私は、慌ててうちわをひっくり返して「Yes!」の文字を見せる。1日目の挨拶の「Are you happy?」に応えたい一心だった。声は出せないけど、幸せですと伝えたい一心だった。ナギは、江口さんは微笑んだように見えた。私の都合の良い妄想かもしれないが、ファンサは勘違いしたもの勝ちなのである。勘違いついでに、そのあと三月くんからもらったハグも飛び跳ねそうになりながら受け取った。近くにいた三月担に向けてのものだったかもしれないが、ペンラで∞の振り付けを真似していて、目が合ったと思った瞬間にギュってされたのでもうこれは私にという事で良いと。そういうことにしてください。

 

そして5曲目の『THANK YOU FOR YOUR EVERYTHING!』

てっきりアンコール曲だと思っていたのでこんな序盤にくるとは……。1日目は両隣の陸担と顔を向かい合わせになりながら、2日目はふらうぇ、めっぞトロッコを見送りながら。

 

6曲目、初日は『NATSU☆しようぜ!』

冬なのにNATSU☆したねぇ(by大和)

IDOLiSH7 ver.は初披露でした。かき氷論争も聴きたかったけどメドレーのため割愛……。

2日目は『PARTY TIME TOGETHER』しかもしかものクリスマスアレンジver. ここで大興奮の私。クリスマスアレンジバージョンのナギパート「騒ぎ始めた心でさ」が大好きなんです。まさかライブで聴けるとは!!!

 

7曲目は『ハツコイリズム』ナギ担1回目の号泣タイム。4部の内容とも相まって、ハツコイリズムはどうしても泣いてしまう。後ろの映像も綺麗。そして曲。私は今回、ナギの「Rhythmical world」が聴きたくて現地参戦したといっても過言ではないのだ。

 

インターバルを挟んで、今回のライブのキービジュアル衣装に身を包んだ7人が現れる。8曲目はアニメ3期OP『THE POLiCY』LEDモニターに囲まれた姿を見て率直に思ったのが「なんか檻の中に閉じ込められたみたいになってる」だったのはここだけの話。映像とのリンクがめちゃくちゃ綺麗。

 

 MCでは、1日目は先ほど出来なかった衣装披露タイム。いつもなら一織か陸からなのだが今回は環から。たけのこニョッキ並みに順番の取り合いになり、最後に残った江口さんと白井さんが2人で謎のキメ顔を見せることに。

2日目は、「アリーナ!!!」の呼びかけの再来。しかし、200レベル300レベルといったたまアリ特有の呼び方がわからずKENNさんの「斜め~~~~~!!!」が採用されることに。きっと声が出せていたら客席から一斉に「200!!!」「200レベルだよ~!!!」という声がすぐさま飛んできたのだろう。でも、結局聞き取れずに斜めになっていた可能性も高い。OKOK、私たちは斜めだ。

 

MCが明けて、9曲目は『NAGISA Night Temperature』賢章さんが「この後ずっとこの曲でいい」と言うほど好きな曲。正直私も滅茶苦茶好きだし、今回のライブでより好きになった。なんといっても振り付けが可愛い。VIVA!もそうだが、見ている側も真似しやすい振り付けというのは会場の一体感も生まれやすく、なにより楽しい。というか、2番で指先接近させてパチリドキリさせてる陸くんめちゃかわでは???そして、声が出しにくい中あえてなのかもしれないが、代永さんの「みんな 嘘をごめん♪」の言い方がとても可愛らしいなと感じた。

 

10,11曲目はMEZZO"のターン。

『未来絵』は爽やか、私の中でDear Butterflyに次ぐ好きな曲なので、聴けて本当に幸せだった。

『Forever Note』は、KENNさんも言っていたけれどMEZZO"にとって大切な曲の1つ。1日目は見辛かったものの、2日目はバチバチのエフェクトがしっかり見えてカッコ良かった。

 

そして12曲目は一織&陸のユニット曲『解決ミステリー』この曲もとっても聴きたかった。可愛くて好き……前方モニターに映る映像もかわいらしくて好き。

 

13曲目。覚悟はしていた。MEZZO”のターンが来た瞬間から、来ると覚悟はしていたはずだった。大和&三月&ナギのユニット曲『My Friend』が、来てしまった。ピタゴラ推しナギ担の2回目の号泣タイム。「出会えて良かったありがとう」は沁みる。

私はこの曲が発表された時からずっとライブで歌ってくれることを望んでいたのだが、一人の負担が大きいユニット曲は、代永さんが声が出しにくい状況では避けるかなと考えていた。イントロが流れ、緑・オレンジ・黄色に彩られたステージを見てボロボロに泣いてしまった。なんなら、アーカイブで見返してもまた泣く。

 

号泣のまま迎える14曲目『Everything is up to us』こちらもOpusに収録された新曲で、じんと胸に響く曲だった。声が出せるようになったら、最後の「la la la」の部分を一緒に口ずさめたらと願っている。

 

そして、センターステージにピアノが見えた瞬間、私は『Sakura Message』が来ると確信した。15曲目、3回目の号泣タイムである。ピアノとストリングスのイントロですでに潤む瞳。そして現れた7人は、Sakura Messageの衣装に着替えていた。

アーカイブで確認すると、ズボンは2着目以降同じなのだが、3着目の衣装に「一体何着衣装用意してるの?!」と驚いたのを覚えている。しかも、このアニメ3期の衣装はこの1曲のみだった。

 

間違いなく、Sakura Messageのための衣装だった。

 

バックモニターに映るアニメ3期3話の映像。それとシンクロするように、歌い、踊る7人。

 

ナナライ1st「Road To Infinity」のSakura Messageは、4部が始まる前で、暗号が解読されて、「美しいけどしんどい曲」の代名詞だった。どこか覚悟を決めたような表情で振り返った江口さんの表情に崩れ落ちて泣いた。アニメ3期のSakura Messageは、まだ暗号が解読される前で、ナギの表情も優しく、どこか誇らし気だった。

 

桜吹雪が降る中、今回も同じように階段を昇り、振り返った。その表情は、RTIともアニメとも違う、桜春樹との別れを経て、もう一度前を向いた六弥ナギの表情だった。

 

そして、流れるのは4部16章。桜春樹を追悼するために演奏された、あの曲だった。私は自他ともに認めるSakura Messageに狂わされたオタクだが、正直ここまでしてくれると思っていなかった。この1曲のために、衣装と、七重奏と、舞台装置とと、桜吹雪を用意してくれるなんて、そんな幸せがあっていいの?荘厳なメロディーに心を震わせながら、この演出を考えた人にありがとうの気持ちを心の中で唱えた。

 

そんな時間が過ぎて、16曲目は『Mr.AFFECTiON』、黒を基調としたMV衣装に着替え歌い上げる。

アーカイブでは、ステージや音響装置が凍り付いたようになっていて、MVの世界観が再現されている。今回のライブが「LIVE BEYOND(ライブを超越した)」と名付けられているのは、こういった配信で映える演出が盛り込まれてるためだろうか。

 

17曲目に、初日は『MEMORiES MELODiES』ここでブラホワを重ねてくるか。流石だ。というか、気付いていたけど環役のKENNさんが要所要所で配信カメラに目線をくれるの最高ですよね。

そして2日目はここに『VIVA!Fantastic Life!!!!!!!』が入るって訳!!!VIVA!が嫌いなオタクなんていませんからね!!!(クソデカ主語)

 

18曲目は『ナナツイロREALiZE』これはもうカメラワークが天才。カメラに向かって進んで行くのとか、陸の指さす方にカメラが寄っていくのとか。これもまた、映像にしたときに綺麗に見える。

 

初日のMCで言っていた

④「めぞ、めぞたま……この会場の名前なんだっけ?」

⑤「えっ!?これは、“さい”こうな"たま"きくんが“スーパー”輝く“アリーナ”でしょ!?」

 

この流れがめちゃくちゃ好きなんですけど、こうなるともはやさいたま自体が「最高な環くん」の略なので、埼玉に踏み入れた瞬間聖地巡礼なのでは?と思いました。

 

また、初日で物議を醸した「コンタクトごと行くところでした」という江口さんの発言ですが、これについて声オタからの補足を。

 

江口さんは、過去に出演した舞台のリハーサル中に号泣してしまい、コンタクトを落としてしまうということがあった。また、別の朗読劇では「泣いてコンタクトが落ちるから」と最初から裸眼で出演し、台本の文字を大きくしてもらったという話もあった。

 

なので、彼の言った「コンタクトごと行く」発言は、ネタではなく割とガチ寄りの発言なのだ。ガチで、振り付けがなければコンタクトごと行っていたのだと思う。

 

そして本編ラストの19曲目『WiSH VOYAGE』花火が噴き出し、映像では飛行機が飛び、最高に盛り上がったまま一旦幕が下りると思った瞬間の賢章さんの一言「また出来なかった~~~!!!」に思わず笑ってしまう。

 

間を置かず、アンコールの拍手が会場に響く。広い空間なのでなかなか拍手が揃わずもどかしい。でも、力の限り手を叩く。声が出せない分、少しでも届くようにと両手を打ち鳴らす。

 

アンコール1曲目は、『Everyday Yeah!』この曲も、初めて聴いた時から心に沁みる曲だった。全員ではないが再びトロッコに乗って会場を回ってくれた。2日目に陸パートの「明日もまたいいことがあるように祈った」の部分を「明日もまたいいことがありますようにー!!!」と叫んでいたのが好きだった。

 

そして、サプライズ披露の新曲『WANDER LiGHT』

サプライズと聞いて、アプリ5部のマロウブルーだと思ったマネージャーは私だけではないと思う。

作詞は安心と信頼の真崎さん、そして作曲はYOASOBIのAyaseさん。

最初に聞いた印象は、「確かにYOASOBIっぽい曲調だ……。」だった。

昔は、作曲者ごとの特徴なんてわからなかったが、最近は少しだけだけど理解できるようになってきた気がする。おしゃれでかっこよくて、聴いていて耳に心地いい。

また、アーカイブを見ながら歌詞を聞き取っているのだが、

 

「僕らが正義を履き違えていても 誰かにとって幸いなら 七色した足跡は 正しいんだ」

 

という歌詞が心臓の奥に刺さった。うん、流石真崎さん。

 

しかも、これがアニメ3期後半クールのOPらしい。「これはまた1つ楽しみが増えたなぁ。」

そう思ったところで、2日目賢章さんに「大変ですが、耐えていきましょう!」と言われ、3期後半がめちゃくちゃしんどいことを改めて思い出すなどした。そうだ、ここからめちゃくちゃしんどいじゃん(真顔)

 

でも、乗り越えられるって私たちは知ってるから。

 

そして、最後の挨拶。それぞれ思い思いに気持ちを伝えてくれて、涙があふれそうになる。代永さんが「完璧な三月でなくてごめん」と言った瞬間に、彼が抱えた様々なものを感じて泣いた。私は代永さんの演じる和泉三月が好きだから、三月がステージに立って歌ってくれるだけで嬉しい。でも、そんな我々ファンの想いがプレッシャーになっているんじゃないかとか、またステージに立って歌ってほしいと願うこと自体、ファンのワガママな押し付けなんじゃないかとか、そんな風に思う事もあった。今回も、声が出しづらそうな、苦しそうな場面が多く見られた。私たちの想いが、彼を苦しめているんじゃないか。それでも、ステージに立つことを選んでくれた代永さんに、心からの感謝を伝えたい。もちろん、代永さんだけでなくアイドリッシュセブンのすべてのキャストさんに伝えたい。ステージに立ってくれて、歌ってくれて、作品を愛してくれてありがとう。

 

2日目に江口さんが言ってくれた挨拶も、心に刺さりまくった。「虹って消えるじゃないですか、実際は。それでも、彼らが消えない虹なんだって言ってくれたら、心の中の虹は消えないんだなと。口に出すことって、行動することって重要だなと。」「普段は確証の持てないこととか言うの、得意じゃないんですけど、言わせてください。また会いましょう。」

 

「また会いましょう。」それは、2年半前に言ってくれた「絶対に届いていると思います。」と同じ、強い想いの込められた言葉だった。

 

 

 

最後は、始まりの曲『MONSTER GENERATiON』

この曲を歌わなければ、アイドリッシュセブンのライブは終われない。

七色の花火に彩られて、楽しい時間は幕を閉じる。

 

あっという間の2時間半は、たくさんたくさん詰まっているのにほんの一瞬に感じた。

 

いつかまた、声が届けられるようになったら、声が嗄れるほどの「ありがとう」を叫びたい。

 

ありがとうアイドリッシュセブン

 

アーカイブは1月31日まで!!!!!!!(宣伝)